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BIM 要素のオーバーレイ
BIM 要素のオーバーレイ

BIMの要素を360°画像にオーバーレイする機能

8か月以上前に更新

権限

タスク

ビューワー

エディター

サイト管理者

組織管理者

オーバーレイを作成する

プロジェクトの設定でデフォルトモデルを設定する

概要

OpenSpace BIM+のBIM要素オーバーレイを使うと360°の写真のBIMの要素を瞬時に確認でき、品質管理の効率が上がります。HVACグリルなどのアイテムをモデルから選択し現場の状態の画像に重ね合わせます。このオーバーレイがあれば、何か不足がないか、アイテムが正しい場所に設置されているかを見きわめやすくなります。また、BIM要素オーバーレイを使って作業の計画と順序付けを行うこともできます。さまざまなシステムを互いにどう設置するかを調整するのに役立ちます。

デフォルトモードの設定

OpenSpace BIM+を使うと、複数のモデルをOpenSpaceサイトにアップデートできますが、BIM要素オーバーレイで使用するモデルをひとつ選択する必要があります。サイト管理者または組織管理者は、デフォルトとして使用するモデルを選択しなければなりません。最良の結果を上げるには、主な建築要素と構造要素を示すモデルを選択してください。 (点群ファイルをデフォルトモデルに設定することはできません。)

デフォルトモデルは、BIMの比較を開くたびに最初にロードされるモデルでもあります。OpenSpaceプロジェクトのユーザーなら、対象モデルのユーザビリティ設定を用いて保存ビューを作成できます。

デフォルトモデルを設定する前のプロジェクトの設定のBIM+タブ:

デフォルトモデルを設定した後のプロジェクトの設定のBIM+タブ:

BIM要素オーバーレイを使うには

BIM要素オーバーレイを利用するには、BIMの比較のモデル上でひとつ以上のBIM要素を選択(クリック)します。 これで要素をオーバーレイするオプション(「画像にオーバーレイ」)が使えるようになります:

天井などのBIM要素を簡単に非表示にすることができます。天井の上にモデリングされた要素にアクセスしたいときに便利です。選択したBIM要素を画像に重ね合わせることもできます:

Shiftキーを押しながらBIM要素を複数選択し,送信します:

至近距離または別のフロアにある撮影データ内の別のフレームに移動することもできます。要素は手動で消去しない限り画像内に表示され続けます:

特定の360の画像フレームの位置を手動でととのえたい場合は,「キャリブレートする」をクリックし説明に従って操作してください:

このビューをキャプチャしてプロジェクトの共同作業者と共有するには,「BIMの比較コメント」を作成します

作成したオーバーレイに後で戻りたいときは,保存ビューを作成します:

よくある質問

質問:キャリブレーションツールを使ってみましたが、位置合わせが思いどおりに改善しません。なぜでしょうか?

回答:この機能向けにAI処理をしていない撮影データでキャリブレーションツールを使った場合フレームの元のBIMの比較の位置合わせは、オーバーレイビューですぐに気づくような不一致に関しては大きくずれることが多いです。適切に位置を合わせるには、3組以上の点を使わなければならないかもしれません。サポートが必要な場合は,OpenSpaceの担当者またはOpenSpaceサポートチームにお問い合わせください。

質問:オーバーレイ済みのBIM要素を画像上に重ね合わせるときに、正しいと思われる位置に思うように近づけられません。なぜでしょうか。

回答:オーバーレイの位置合わせの精度を極限まで上げるべくOpenSpaceでは常にAIやユーザーによるセルフサービスの手動位置合わせツールの改良を進めています。現時点では、オーバーレイの位置合わせは必ず思いどおりの正確な結果になるとは限りません。また高価なレーザースキャンハードウェアでキャプチャした高密度の点群をBIMで重ね合わせた場合の精度にはほぼ劣ります。

オーバーレイの状態での位置合わせの精度に影響する要因はさまざまです。たとえば,1) キャプチャする前に適切なデフォルトモデルが設定されていなかったため、AIアルゴリズムが実行されなかった。2) キャプチャの状態が対応するBIMビューと十分に類似していないためにAIアルゴリズムの効果が上がらない。3) キャプチャ中に撮影データに高低の変化が多く発生した場合(土木のプロジェクトでは一般的)、その撮影データのZ(高さ)の変動がBIM要素オーバーレイの精度に悪影響を及ぼしやすい、などが挙げられます。

以上3つのいずれかが原因で自動位置合わせが正確にならない場合は、上記の「使用方法」セクションでふれている手動キャリブレーションツールを使うと手動でキャリブレーションの操作をして撮影データ内の特定のフレームの位置合わせの精度を上げることができます。

他にご不明の点があればOpenSpaceサポートチーム(support@openspace.ai)にお問い合わせください。

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